ホームページを作りたい
趣味やボランティアなどの団体(組織)から「ホームページを作りたい」と言うお話が時々ありますが、その際に検討しておくべき事項や作ってからの作業などを列挙してみます。
前段として、ホームページを作ることのメリットとデメリットを他のSNSやブログと比べて記載します。
メリット
デメリット
会員勧誘、広報、会員への連絡事項掲載、存在に意義があるなど。又閲覧対象者、例えば〇〇に興味のある〇年代の〇性などを想定しておくと良いでしょう。
目的に合ったコンテンツの作成、ページ割、問い合わせページを設けるかなどですが、まずはどんな種類のコンテンツを掲載するかのリスト作りからです。著作権を侵害しないように留意ください。
氏名、電話番号、メールアドレス、顔の分かる写真などの個人情報の掲載の是非を決めます。非一般公開ページは異なる方針としても良い。
氏名などを掲載した方がページの信頼度は向上しますがこれらを盗まれていたずら電話やスパムメールを受けることがあります。
レンタルサーバーには無料版と有料版とがありますが、まずは無料版で試作運用されてから有料版(別会社でも良い)に移行されることをお奨めします。
無料版では広告が入る、ページのID,Passwordによる保護ができない、定期的に継続手続きが必要など機能に制限がある場合があります。
有料版を選定する場合の留意事項例を下記します。
以下については本項及び7項は無視して良い。
一般用語で検索が行われることが予想されるページについては、検索で上位にリストされるためには他の星の数ほどあるホームページとの競争となります。
ネット検索では検索エンジンが種々の未公開の指標から表示するサイトの順番を決めています。できるだけ上位に表示されるようにする対策のことをSEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)対策と言います。
サイトの閲覧状況を解析する機能としてグーグルが無料で提供しているグーグルサーチコンソール(主に検索状況をレポート)及びグーグルアナリティクス(主に各ページの閲覧状況をレポート)や有料解析機能或いはレンタルサーバーが提供している機能があります。
表示順位を上げるためにこれらの機能などを利用してサイトの最適化を行うことになります。
SEO対策としての取組事項を例示します。特効薬はありません。効果は数カ月かけて出てきます。細かい事項を積み上げて改善していく根気が必要です。作成時にできるだけ対策をしておく方が良い。
どのようなホームページを作るかにも依りますが必要とされる主なスキルを下記します。
ホームページをデザインするにはプログラミング言語(正しくは修飾言語)であるhtmlを書く方法とテンプレートにはめ込んでいくだけで作る方法(ノーコード)があります。
htmlを使えばスキルに合わせて自由なデザインのページが作れます。
ノーコードの場合は種々制限がありますが簡単であることが最大のメリットですが自由なレイアウトとすることはかなり難しいようです。又、レンタルサーバーの変更は出来ない或いは難しい部分があったり、サーバーデータのバックアップが取れないものもあります。ノーコードにはJimdo、Wix、STUDIO、WordPressなどがあります。
htmlはローカルで作成しますのでファイルを他者に送って確認依頼ができます(環境によっては難しい場合がある)が、ノーコードの場合はサーバー上に作成され基本的に即公開です。元に戻る
SSLはSecure Sockets Layerの略でサーバーと閲覧者間の通信を暗号化することです。これにより通信途中での盗み見や改ざんを防止できセキュリティ面が向上します。グーグル検索ではSSLサイトはそうでないものに比べ上位にリストされる傾向にあります。元に戻る
検索エンジンとは、ブラウザ(インターネット見るツールでChrome、Edge、Safariなど)に組み込まれて検索キーワードから適合すると推察できるホームページなどを見つけてそのリストを提供するものです。例えば「大阪」と検索欄に入力すると「おおさか」「Osaka」「関西」「なにわ」などの類推される関連語も含めて検索されます。表示順位を決める指標の内容は公開されていません。元に戻る