ホームページを世界に発信しよう ホームペジビルダーで誰にでも出来る自分のサイト

ホームページビルダー
で自分のホームページを作る

自分のホームページを作り、これを世界に(と言っても日本語で書けば見る人は日本国内だけですが)発信するというのは、パソコンの究極の楽しみです。役に立つサイトを作れば1日何百人の人が見てくれます。(アクセスカウンターを付ければ何人訪問してくれたかが分かります)そして、メールで問い合わせをしてくる人、掲示板をつければ同好の士が集まり談論風発となります。

ホームページを作り、それをインターネット上に公開するなんて、とても難しいことと思っている方も多いと思います。確かに、少し前までは、ホームページを作るためにはHTML言語という特殊な言語を覚える必要がありましたが、今では、簡単に思ったことを表現できるソフトがあります。IBM社のホームページビルダー(現在はVer.18)がその代表です。 また、自分のパソコン上では見られても、インターネット上に公開し世界中の人に見てもらうには、プロバイダーの提供する専用のコンピュータ(FTPサーバー)に移植する必要があり、これもなかなか厄介な仕事です。しかし、最近では多くのプロバイダーが分かりやすいサービスを提供しており、大手のプロバイダーなら上記のソフトを使うと、ほとんど自動的に必要なファイルを転送してくれるので随分容易になりました。

問題はどんなホームページを作るかです。これにはやはり例を示すのが手っ取り早いので、恥ずかしながら、私のホームページを見ていただきましょう。ここ、志賀@高槻 をクリックし、一通り見終わったらまた戻って来て下さい。

最初に現れるのは表紙です。元々、ホームページとはこの表紙のことを指しますが、今では、それに以外のページも含めてホームページと呼ぶことが多いようです。正確に言うと、全体をウエッブ・サイト(Web Site)といい、表紙は目次(index)と呼ぶべきでしょう。実際、表紙(目次)のファイル名は index.htm と名付けることになっています。なお、インターネット上で使うファイルの名前は必ず半角英数字で付ける必要があります。表紙の中身ですが、これは文字通り、本で言えば表紙と目次に留めておくべきです。表紙としてはなるべく人目を引くことが望ましいのでイラストや写真を付けるのがいいでしょう。目次は、簡潔に個々のページに相応しいタイトルと簡単な説明をつけ、そこをクリックするとそのページに移るようにします。(リンクを張ると言います)例えば、『季節の植物』などです。

さて、せっかく苦労して作っても誰も見てくれないのでは寂しいですね。見てくれる人がどれ程いるかはアクセス・カウンターを付けることで判ります。ただし、これはプロバイダーがそのサービスを提供してくれていないと出来ませんが、大手のプロバイダーなら何処もやっていると思います。最初の内は、訪れる人は少ないでしょう。そもそも、そのサイトの名前(URL アドレスといい、例えば、http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/を知っている人が殆んどいなければ当然ですね。。 まずは、家族や知人に知らせ見てもらいましょう。そうして、輪が広がっていけば少しずつ訪れる人も増えるでしょう。さらに、もしその人が自分のサイトを持っていればリンクを張ってもらいましょう。

こうして、輪が広がっていくのも楽しいものですが、これだけでは限度があります。全く見ず知らずの人に見てもらうためには、いわゆる検索エンジン(Yahoo や Google)に掛かる必要があります。これらは普通複数のキーワードをで探します。例えば、『志賀』、『高槻』 と入れ検索すると、多分私のページの表紙がリストに出てくると思います。しかし、固有名詞は本来誰にも知られていないはずなので結局知人の間でしか役に立ちません。より一般的なキーワードで現れるようになればしめたものです。例えば、私の趣味である 『オーディオ』 と 『科学』 というキーワードで検索すると多分1ページ目に『オーディオの科学』をいうサイトがヒットすると思います。なお、Yahooの場合は、自分でサイトを登録するカテゴリー検索と、登録しなくても自動的に探してくれるロボット検索がありますが、カテゴリー検索の方は個人のホームページを登録しても殆んど採用されることはないようなので、ロボット検索に掛かるようにする必要があります。これにはいろいろコツはありますが、やはり、内容が面白い、あるいは役に立つ、ということが最も重要な要素です。私の場合、表紙を訪れてくれる人は日に平均20件ほどですが、『オーディオの科学』を見る人は日に400件前後あります。多分、一般的な趣味と、自分の専門知識がかみ合って、かなり難解な内容ですが興味を持つ人が多くいるのでしょう。

ということで、人生経験豊かなシニア世代が自分の経験や知識を活かしたホームページを作ることにより、多くの人が興味を持ち、参考にしてくれるのは素晴らしいことです。ぜひ、自分のホームページ作りに挑戦してみましょう。