定例会の自由発表のHP掲載ということですが、私の場合自己紹介を兼ねた自分の近況とか北摂SITAの会に入った(新入りです)理由を話しました。
私は世間で時々話題になります団塊の世代と呼ばれている年代です。振り返ってみれば数十年、サラリーマンの生活を送ってきました。
某シティホテルで業種はサービス業の部類に入りますが職種は裏方の事務です。以前「ホテル」というドラマがありましたが、脚光を浴びるというか絵になりやすいのが表舞台の接客部門や調理の人々です。われわれ技術職でもなく裏方の人間は縁の下の力持ち的存在的な者はベテランといわれるようになった時客観的尺度はあるのかと思いました。
例えば、英検1級とか調理師の資格を持っていればそれなりの判断がつきます。もちろん持っていなくても語学にたけた人はいますし、調理の技術とセンスを持った人はいますが、自分の場合スキルはなんだろうと思ったわけです。
そこで思い立ったのが世間にある資格を取ることによりスキルのレベルが確認できるのではないかという事です。今の仕事に関連のある資格を受ける事にしました。
まず挑戦したのは、販売士という資格。これは日本商工会議所が母体の資格で、引用しますと『多様化・高度化した顧客のニーズを的確に捉え、豊富な商品知識や顧客に配慮した接客技術を武器として、ニーズにあった商品を提供するとともに、商品の開発や仕入、販売、物流などを効率的かつ効果的に行うことができる「販売のプロ」』とあります。自分の仕事は物を売っているというより、逆の立場なのですが、販売=購入(表裏一体)と考え、2級を取得しました。そして、販売士協会に所属し、勉強会や懇親会に出席して交流を深めています。
次は野菜ソムリエといって日本ベジタブル&フルーツマイスター協会が運営する資格で、これも理念を引用させてもらうと、
(1)生活者の方々が野菜・果物に関する楽しさ、新たな発見、感動などを見出せる環境を創造します。
(2)農業・青果物流通業を含む、すべての食品・外食・流通産業に従事されている方々が、国民の健康の維持増進に寄与しているというプライドを持って働ける環境を創造します。
(3)生産者の方々と生活者の方々の間の距離を、情報の相互流通を通じて縮める活動をします。
ということです。 健康にいい野菜・果物を普及することにより農業をはじめ関連産業の活性に役立とうというものです。今の所、初級の段階ですが、上級を目指して励みます。ここで理事長懇談会に出席してメーリングリストのグループが生まれ、野菜市の開催をした結果、関連の八百屋チェーン「Fエフ」関西一号店が誕生しました。
その次は焼酎アドバイザー、利き酒師です。料飲専門家団体連合会の組織で、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会が主催する資格です。これも引用すると、『焼酎・日本酒の香りや味わいなどを分かりやすく説明したり、お客様の好みや料理、その日の体調などを的確に捉え、最もマッチした焼酎・日本酒を提供できる人』の資格です。いまや焼酎ブームが続いていますが、日本酒はそれなりの良さがあるので個人的にも愛飲しています。
そして今回SITAシニアITアドバイザーを取ったのですが、これは自分にとっては番外編で、仕事には直接関係ありません。
パソコンというものは、今まで公私共に手段として使ってきた物で、従ってエクセルとかワード等のソフトも自己流で覚えてきたので人に教える事等は考えていませんでした。インターネットを検索中、シニアITという文字を目にして練習問題を解くとそこそこの結果だったので腕試しにと2級を受験し手受かりました。勢いで1級に挑戦しましたがだめでした。
以上が私の資格挑戦記ですが、共通して言えることは、資格はもちろん取るのが目的ですが、取ってからのブラッシュアップが大切と思っております。ペーパードライバーでなくA級ライセンス並みを目指そうと心がけます。
そして、何より資格を通じて、会での交流により知り合えた人脈を大切にし、地域社会に貢献出来たり、今後の生きがいになればと考えていますので今後ともよろしくお願い致します。