2004年5/22から5/31まで英国旅行をしましたが、昨年に続いてノートパソコンを担いでの旅で、宿泊の各ホテル(エディンバラ、湖水地方、チェスター、ストラトフォード・アポン・エイボン、ブリストル)では、客室の電話機についているデータポートに日本のモジュラーケーブルを繋いで、ダイアルアップ接続でのインターネットやメールの送受信を日本語ですることができました。
2連泊の首都ロンドンの中心部から少し離れたホテルでは、客室にLANケーブルがきていてフロントで24時間10ポンドのプリペイドカードを買えばブロードバンドで日本語のインターネットやメールが楽しめました。また、フロントのある2階では無線LANも可能とのことでした。
自前のPCなので、イギリス全国各地で日本にいるときと全く同じ状態で日本の情報を見たり、メールチェックや送受信が日本語でできるとともに、その日に撮ったデジカメの画像も毎晩PCに取り込んでメモリを空けることができました。
更に、関空やヒースロー空港には各ターミナルごとにホットスポットがあり、無線LANでの接続が可能でしたが、今回は団体行動で試すチャンスがありませんでした。
昨年のイタリアやオーストリアと違ってイギリスでは、田舎のホテルでも簡単にインターネットやメールを使うことができました。
といっても、ノートPCだけを持って行けばよいのではなく、事前の準備などが必要なのはいうまでもありません。
先ず、ノートパソコンにはモデムとLANが内臓で、無線LANカードも装着しておきます。
海外でダイアルアップ接続するには、近くのアクセスポイントに繋がないと電話代が高くつきますが、そのために出発前に海外ローミングサービス(主要プロバイダで対応)に加入して、接続ソフト(Gric Dial等)もインストールしておきます。
更に、ダイアルアップ接続の場合、電話機にモデムケーブルを繋ぐ前に回線チェックをして安全に接続できることを確認する必要があり、回線チェッカーが必需品です。
また、パソコンの電源が240V対応であり、コンセントも形状が日本と異なりますから変換アダプターを必要とします。
ホテルの客室での電話回線でアクセスポイントに接続する場合、外線発信番号(9または0)の次にスペースを2-3文字空けてアクセスポイントの電話番号を入力しないとうまくつながらないことが多いようです。今回はブリストル以外でそのようでした。
なお、空港ではノートパソコンはスーツケースに入れずに機内手荷物にして、手荷物検査を受けなければなりません。